今晩はジジイです
プロ選手からストリンガーへの質問
※ストリンガー歴
ジャパンオープン30年
全日本選手権30年
全仏2回
のオフィシャルストリンガーの方です
【①ガットの張りによるスピン量】
単純に言うと、スイングスピ-ドとパワーが
ある人はある程度硬くないとボールを潰せな
いのでスピンがかからない
一般の方はそこまでフィジカルがないので、
ちょっと緩く張ってボールを乗せる時間を作
ってスピンをかけやすくする
プロのスピンと一般の人のスピンは質が全然
違う
緩い=飛ぶ?
と一般の方は考えてるが、緩すぎると逆に飛
ばなくなる
ストリンガーと相談して、自分に合った硬さ
を見つける
プレースタイルを把握した上でテンションを
合わせていく
いい情報だけに捉われず、自分に合ったガッ
ト探しをする
【②ラケットの重さによるボールの飛び方の違い】
重いラケットを速く振れる人はボールは飛ぶ
ゆっくりしか振れない人はスイングスピード
がないのでボールが飛ばない
自分の筋力、スイングスピ-ドに合った重さ
のラケットにする
※ある程度の重さがないと、パワー負けして
手首や肘、肩に負担がくる
【③ラケットのバランスによる違い】
ヘッドが重いとスイングを助けてくれる分、
細かい操作が難しい
自分で操作したい人はバランスは真ん中、も
しくはグリップの方
バランスも筋力、プレースタイルなどで人そ
れぞれ
【④今まで張った選手のスペックで驚いた事】
全仏のダブルスの選手で15ポンド、33~
35ポンドの選手
【⑤縦と横のポンド数を変える】
基本的にラケットっていうのは、優秀なスト
リンガーであれば横糸のポンド数はお任せす
べし
どういう事かと言うと、ボールを飛ばすのは
縦がメインだから、ラケットは縦糸を張ると
つぶれて横糸を張って元の形に戻す
それはラケットのコンディションと糸の種類
で全然変わってくる
そのラケットの形を出すことで打ちやすくな
る
なので、優秀なストリンガーが横糸を勝手に
操作してくれる
一般の方は形を出す様にすれば打ちやすいん
で、私個人の考えで横糸は勝手に落とす
優秀なストリンガーは勝手に、多分皆さんが思っているよりちゃんと落としてます
実は(笑)
只、選手の間では横糸を2ポンド下げるとち
ょっとマイルドになってホールド感があるか
ら2ポンドダウンと言う選手とかも多い
それは個人の感覚で、見つければいい


最後に
『ストリンガーによって考え方は色々あるんで』
という言葉がありました
通ってたショップのおっちゃんは、横糸のテ
ンションを落としてました
(縦に対する”比率”は覚えてませんが)
それと、いかにラケットを変形させないかを
考えていました
又、ストリンガー歴25年以上の方も、この
“比率”を見つけるのが難しいと言われてまし
た
この話、以前書いてます(;’∀’)
■オマケ
他のストリンガーの方が、試合中の錦織選手
から『横を潰して下さい』と言われたと話さ
れていました
お読みいただきありがとうございました
ではまた