よれよれジジイのテニスなど

『病気に負けたんじゃない』大島康徳さん

悲しいことがありました。


大島康徳さんが6月30日に亡くなりました。


燃えよドラゴンズ


『一発長打の大島君』


とあるように長距離打者でした。



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親父が『デカ島』と言っていたのを思い出し

ました。



先月の中旬だったと思いますが、MLB中継

を観ていたときに解説の方の声が分かりませ

んでした。


よくよく聞いていると大島さんだと分かりま

した。


声が弱々しく感じられました。


5年程前に癌で余命1年と宣告されていたの

は知っていました。



親父が『あいつは頭が悪いから、振回すこと

しかできん』とか言ってましたが。


監督もされてますので、それはないと思って

います。

よい解説をされるとも感じていましたし。



ドラゴンズの監督をやって欲しかったです。



オファーはなかったんでしょうか?






亡くなられた後に奥様が公開されたブログか

らです。




この先の人生

何かやりたいことが

あるか?と

真剣に考えてみたけれど

特別なことは

何も浮かばない(笑)



(略)



楽しいこと

やりたいことは

片っ端からやってきた。


楽しかったなぁ…



これ以上何を望む?

もう何もないよ。


幸せな人生だった





命には

必ず終わりがある


自分にもいつか

その時は訪れる


その時が

俺の寿命


それが

俺に与えられた運命
  


病気に負けたんじゃない

俺の寿命を

生ききったということだ



その時が来るまで

俺はいつも通りに

普通に生きて


自分の人生を、命を

しっかり生ききるよ



『病気に負けたんじゃない』


という部分に大島さんの意思の強さ、闘志を

感じます。


上手く言えませんが…





以前のことです。


Hに『死ぬまでにやりたいことを全部できる

人っているのかなあ?』と聞いたら。


Hは『俺はやりたいこと結構やってきたから

なあ』と。


自分は『やりたいことって、本当に全部でき

るのかなあ?』

『一つでもやりきった感があれば、満足できるんじゃないのかなあ?』


Hも『そうかもな』と。
(無理やり同意させた感がありました)




今年も7月中旬。




開き直っているつもりでも、残された時間が

減っていくのが気にならない訳ではありませ

ん。



やりたいことを全部やるのは難しいですが、

『普通に生きていこう』と思いました。



大島さんの日本ハム時代の背番号『11』は

ダルビッシュ選手、大谷選手と引き継がれま

した。


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大島さんのご冥福をお祈りいたします。