○○○大学附属病院での診断。
地元の病院での診断とは、全然違った…
簡単な手術と言われてたのとは、大違い?
手術は、五分五分で寝たきりになる可能性が。
成功しても、今と全く同じ日常生活は出来ない
と。
親父は最初から無言で、担当医師の話を聞いて
た。
自分達が担当医師に色々と質問してる間も…
担当医師が、親父と同じ年齢で同じ手術を受け
た人の話をしてくれた。
その人はムチャクチャ元気で、1週間で退院し
たらしい。
説明が進む中、担当医師に親父が自分達兄弟や
嫁さん達の話をしだして脱線しそうに。
ストップをかけると、余計な事を言いましたと。
何時もに戻った感じ?
担当医師の話で、一番の驚きは…
この○○附属病院から紹介元の地元の病院に医
師が行ってるが…
親父の病気の専門医がいないと言われた事。
よくある病気なのに?
それで、診断も…
救いは、担当医師の説明が解り易く、こっちの
質問にも丁寧に答えてくれた事。
他の治療方法についても。
又、他の医師にも相談していい治療方法がない
か検討してみるとも言ってくれた。
いい担当医でヨカッタ。
ありがたかった。
これから家族で話し合って、来年の初めまでに
どうするかを決めるという事で、持ち帰りにな
った。
その後、皆でお茶を飲んだ。
既に親父の腹は決まってた。
無言で担当医の話を聞いてた時に、考えてた…
昔から、そういう人だったもんなあ。
自分の中で決断出来たんで、場をなごませるた
めに余計な事も…
やっぱり、自分とは全然チガウよなー!
そして、
この中で、弾の中くぐり抜けてきたのは、オレだけだ
とも。
親父、カッコエー‼